【呪いのビデオ/U】

04#[黒猫](1/5)

「!!」

勢い良く目を開け起き上がれば何処か呆れ気味な看護婦が目の前にいた。
先程までのは夢だったのかと安堵したのも束の間。

「こーら、消灯時間に霊安室なんかに行っちゃダメでしょ?それに、ホラ!もう、朝なんだから若い子はきっちり起きなさい」

カーテンを開けたり他の患者の様子を伺いながら麻衣華をたしなめる。
その言葉に胸がキュウと苦しくなった。
あれは夢なんかじゃなかったんだ、と。

「…すみません」

イマイチ腑に落ちない怒られ方をして俯き謝る。それに看護婦はよろしいとにこりと微笑んだ。

「もう、退院出来るんだから元気出さなきゃね」

にっこりと笑み麻衣華の背中をバシバシ叩く。
痛いと思いながらも曖昧に頷いた。

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